高精細3Dプリントサービス

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■ 積層ピッチ、積層段差とは?

3Dプリンターは極薄い層を少しずつ積み上げてモデルを造形していきます。
その時の層の厚みを積層ピッチと呼びます。

一般的に積層ピッチが小さい値である程、Z方向に対して細かい造形が出来るので高性能の装置といえます。

但し、積層ピッチ≠精度である事に注意してください。
例えば、弊社所有の3Dプリンターはハイクオリティ(HQ)モードで0.016mmの積層ピッチですが、精度のカタログスペックは±0.1mmとなっております。

3Dプリンターで完璧な曲面は表現できません。

積層方向に対して、曲面を表現しようとすると極微小であっても必ず下の層との差が生じます。
それは積層ピッチが大きければ大きい程、また曲面を緩やかにしようとする程顕著となります。

結果、モデルには積層痕と呼ばれる、木の年輪のような痕が残ることになります。
当然見栄えが良いとは言えませんので、気になる場合はヤスリがけ後、サフェイサー吹きをする等の後工程が必要です。

その工程を極力無くす為には造形方向の検討が必須となりますが、それによって造形時間が増し、コストアップに繋がる場合もあります。
大抵の造形サービス業者の場合、造形時間は造形コストを左右する大きな要素だからです。

より良いモデルを作るためにも、不安な場合は依頼する業者に相談するべきです。

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