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■ 3D CADとは?

CADとはコンピュータを用いて設計をする、またはそのシステムの事です。
そのデータが2次元のものを2DCAD、3次元のものを3DCADと言います。

用途によって使い分けるもので、どちらが優れているという類のものではありませんが、強いて2DCADに対しての3DCADの利点をあげるとすれば、第一に3D故に視覚的に分かりやすいと事です。
2Dの三面図だと分かりづらい形状も、3Dであれば図面の初心者でも容易に把握できます。

3DCADには大きく分けて2種類あります。
『サーフェスモデル』と『ソリッドモデル』です。

サーフェスモデルは物体を面で認識し、中身は空っぽです。
複雑な形状を表現するのに向きます。
3DCGに似ています。

対してソリッドモデルは物体を中身の詰まった固体で認識します。
中身がありますので、体積・質量計算ができます。
複雑な形状も出来なくはありませんが、非常に手間がかかる場合が多いです。

どちらのデータも3Dプリンターで造形するためのSTL変換は可能ですが、ソリッドモデルの方がSTL化した際のエラーが出る頻度は少ない印象があります。

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